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にじいろちらしずし第1.5弾
第一部 映画『ジェンダー・マリアージュ』上映
第二部 座談会「日本の学校におけるLGBT問題」
8月11日(木)祝日!
午前の部 9時30分オープン、10時スタート
午後の部 13時30分オープン、14時スタート
場所 ウィルあいち 視聴覚ルーム
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参加費(会場費、資料費) 一般1,500円、学生1,000円
お申込み・お問い合わせ
rchirashi★merushika.com
(★を@に改めてください。)
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2013年06月15日

「既成概念をブッ壊す」ということ その5

 スミスpです。

 5月14日のディスカッションでの私の発言から、劇のテーマ設定に関するものを抜き出して、補足も加えつつこのブログに短期連載してきました。今回はその第5弾、そう、ついに最終回です。

第1弾はこちら
第2弾はこちら
第3弾はこちら
第4弾はこちら


 ここで改めて確認しておきますが、最初、こあるっくの皆さんに私が「考えてほしい」と言ったのはモチーフについてでした。そして、「既成概念をブッ壊す」をテーマにするというのは、こあるっくの皆さんが考えたことでした。

 というわけで、5月14日のディスカッション以前にいわゆる「ボタンのかけちがい」のようなことが起きていたわけですが、私としては「既成概念をブッ壊す」をテーマにするということを否定も肯定もするつもりはありません。作品を作るのに必要なことはモチーフを決めることであって、テーマは後からでもついてきますから。

 たとえ「ボタンのかけちがい」から始まったことでも、ともかくも既成概念というものについてトコトン考えるきっかけとして活用できればよいと思って、こうして発言要旨を執筆・連載してきたのでした。

*       *       *


 「既成概念をブッ壊すこと」を善しとする言説は、この社会に蔓延していると言っても過言ではありません。

 例えば、経済誌・ビジネス誌の類いには「常識はずれの経営哲学」だの「型破り社員のすすめ」だのという記事が頻繁に掲載されています。

 政治の世界では「保守」を自称する政治家たちが熱心にイノベーションを説いています。イノベーションとは、既存のものを乗り越えて新たな形態・構造・結合・関係・枠組・視野・価値・技術などを創出する様々な革新の総称です。

 このように、「既成概念はブッ壊すべきだ」というのは、この社会においてとりわけ強固な既成概念の一つなのです。私たちはまずそのことをよくよく「自覚」する必要があります。

 この社会においては、新しいということはほぼ絶対的な価値です。既存のものを古臭いものとして否定し、新しいものを迎えることは「良いこと」とされます。この社会がそういう価値観を強固に持つのは、産業技術の革新に駆動されるままに、ありとあらゆるものを更新していくことで成り立つ社会だからです。

 何のことはない、私たちは産業技術に依存する生活の中で「既存のものを捨てて新しいものを得るのは良いことだ」と思わされているのです。そう思っていなければ、不断に更新され続ける社会に適応できなくなるからです。正確を期するなら、適応できなくなるという不安を払拭できないから、と言うべきかもしれません。

 さて、「既成概念はブッ壊すべきだ」という既成概念を、私たちはブッ壊すことができるのでしょうか?

posted by TACO at 23:59| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プチ更新しました。

 スミスpです。

 このブログの「目に見えない何かをつくる」by きは に写真を2枚貼りました。
posted by TACO at 00:00| Comment(0) | 連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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